ナトレル（バイオセル）の豊胸バッグの修正が必要な事例
ナトレル（バイオセル）の豊胸バッグはアメリカのメーカーが開発したシリコンバッグプロテーゼの一種で、バッグが三重構造になっており、破れにくいことが特徴です。万一破れても中身が固形状のシリコンなので、流れ出すことがなく安全と言われています。アメリカFDAの厳しい基準をクリアしたことからも、安全性の高さが推測てきます。
また伸縮性があって柔らかく、自然な感触が得られる点もメリットです。バストサイズを2カップ以上アップしたいときには、ヒアルロン酸や脂肪の注入よりも効果的な方法と言えます。
カプセル拘縮の危険性
ただしナトレル（バイオセル）の豊胸バッグにも、修正が必要なリスクがあります。バッグプロテーゼの挿入で、まず考えられるのはカプセル拘縮の危険性です。豊胸バッグを体が異物と認識すると、バッグのまわりに皮膜ができて、硬くなったり変形したりします。マッサージなどのアフターケアがしっかりしたクリニックを選ぶことで、カプセル拘縮は防ぐことができます。
バストサイズが大きすぎる・小さすぎる
ほかにもバストサイズが大きすぎる・小さすぎるとか、位置や大きさが不自然だとか、左右対称でないとかいった問題が起こりえます。このような場合は修正手術が必要になります。修正はバッグを取り出して、新しく入れ直すことになります。バッグが破れていない限り、取り出すことは難しくありませんが、拘縮が起きて周辺の組織と癒着していると、簡単には抜き取れなくなります。また新しいバッグを入れても、再び癒着を起こす可能性が高くなります。これに加えて手術をするたびに傷跡が残る恐れもあります。
まとめ
一度の手術で満足できる結果が出せれば申し分ありませんが、手術回数が増えるほどリスクが大きくなるので、できるだけ経験豊富で信頼できる医師を選ぶことが大切です。
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