安全性の高いバッグFDA認可を選択しよう
豊胸バッグは、液状や半液状の内容物である本体と、これを包み込む人体に影響の少ない合成素材でできた皮で構成されています。
本体には、生理食塩水、シリコン、ハイドロジェル、コヒーシブシリコンがあります。
生理食塩水は、血液と同じ濃度にした食塩水で、人体に悪影響のない安全なものですから、万が一バッグが破損したとしても尿として体外に排出されるため、安全です。バッグの中に入れる生理食塩水の量を調節することができるというメリットがありますが、触り心地が硬く10~15年で取り替えが必要というデメリットもあります。
シリコンは、液状のゴムで、触り心地は柔らかいというメリットがありますが、バッグが破れて内容物が外に流れ出すと、ガン化などを及ぼすため、現在ではほとんど使用されていません。
ハイドロジェルは、人体の中にある糖分を主成分としたジェルのことで、万が一あふれ出たとしても、糖分なので吸収されてしまい外はありません。ただ、吸収されるまでに時間がかかり炎症を起こしてしまうこともあるため、現在ではあまり使用されていません。
コヒーシブシリコンは、シリコンを寒天状に固めたもので、バッグが破れたとしても、粘土があるため、外には出ず安全とされています。
柔らかいバッグを選択しよう
現在では、生理食塩水とコヒーシブシリコンバッグが主流となっています。
安全性については、生理食塩水が優れていますが、触り心地はコヒーシブシリコンの方が優れているといえます。
生理食塩水やコヒーシブシリコンなどを包む皮は、バッグと呼ばれ、スムースタイプの豊胸バッグとテクスチャータイプの豊胸バッグがあります。スムースタイプの豊胸バッグは、表面にコーティングがされていないため、さわった感触がツルツルなのが特徴です。初回の手術時にカプセル拘縮をおこしやすいため、名医を選択する必要がありますが、内容物本来の柔らかさを損なうことなく、柔らかいバッグといえます。

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