鼻中隔延長術はすでにメジャーな鼻先形成になりましたが、その中でも、鼻中隔延長(PRC法)とはどのような治療法なのでしょうか。
PRCというのは、豚の軟骨を意味します。
つまり、この治療は人工軟骨による鼻中隔延長の中でも、豚の軟骨を使った鼻中隔延長を指します。
メリット・利点についてですが、使用される豚の軟骨は沢山採取できるため、導入コストも安く、美容外科にとっては使いやすい素材ではあります。鼻中隔延長術の値段は年々値上がりをしており、現在では耳介軟骨を使用した鼻中隔延長術では60万程度が相場となっています。
そのため、豚の軟骨によりコストの削減ができます。耳から採取しませんので採取部に関しての傷跡も残りません。値段的には平均的には40万程度で受けることができるでしょう。
ただし、クオリティに関して注意したいのは、やはりご自身の軟骨に勝る材料はないという事です。
自分の軟骨(耳介軟骨、鼻中隔軟骨、肋軟骨)と比べますと、単体で人工軟骨を使った場合には変形の確率が上がるというデータがあります。
変形を起こしてしまった場合には、修正が必要となりますので、鼻中隔延長(PRC法)を検討されている方は十分にその後遺症・リスクについては考えておいてください。
あとは、経験に応じた医師の技術力が大切です。若い未熟な先生が人工軟骨での鼻中隔延長(PRC法)を行いますと、失敗の基になってしまうでしょう。
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