VY法(目頭切開修正)は、目頭切開術を行って満足が得られなかったときに行われる修正手術です。一般的に、蒙古襞を取りすぎてしまって、不自然に感じられるときに行われることが多い修正手法です。VY法(目頭切開修正)は、局所麻酔または静脈麻酔で30～40分程度の手術時間となります。手術後は１週間程度、腫れが見られることがあり、まぶたに違和感を感じることもあります。違和感は手術の後、時間が経つにつれて薄らいでくるとされています。手術の際の傷は、内出血がおきたり、３か月程度、赤みが残ることが多いとされています。患部のメイクについては、抜糸をした後から可能となります。
VY法(目頭切開修正)を行う際には、リスクについても念頭に置く必要があります。最も注意しておきたいのは、手術後の感染症です。クリニックを選ぶ際には、衛生面への配慮が充分に行われているか、確認しておくことが大切です。口コミなどで、術後に感染症を起こした人が何人もいるようであれば、そのクリニックは要注意といえるでしょう。
医師ときちんと相談しましょう
また、VY法(目頭切開修正)の手術を行っても、目頭切開を行う前の状態のようには戻らない可能性があります。目元の手術はデリケートなものですので、事前に仕上がりのイメージや、どの程度まで元に戻すことが可能かということを、医師と充分に話し合っておくことをおすすめします。術後にイメージしていた仕上がりと違うと感じられるケースでは、医師とのイメージの共有ができていなかったケースが多くみられます。こうした場合では、再手術を選択するケースもありますので、事前の医師との打ち合わせを大切にしたいものです。
その他注意事項
その他、VY法(目頭切開修正)を行った後で、目の二重の部分の形が開いてしまったり、バランスが崩れる可能性もあるとされ、顔全体の印象が変わる恐れもあります。また、傷跡が盛り上がってきたり、傷跡が消えずに残ってしまうケースもみられます。
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