ドールチークといえば、メイクでお人形のような可愛らしいメイクをすると思われがちですが、実は美容整形においてドールチークにする施術というのが存在します。
ドールチークの施術というのは、ミッドフェイスと呼ばれる目の下の頬の部分を膨らませることでお人形のような頬にする形成施術です。
ドールチークの施術には様々な施術があり、ヒアルロン酸や脂肪注入などの施術からプロテーゼと呼ばれるシリコンを挿入して行う施術までいろいろ存在します。
デメリットや気を付ける事は？
ヒアルロン酸や脂肪注入などの施術の場合、デメリットとしてその状態を維持したいのであればランニングコストがかかるという点です。
特にヒアルロン酸の場合、個人差はありますが3～4ヶ月ほどで体内に吸収されてしまいます。
一度にたくさんの量を注入すると、ヒアルロン酸が塊になるので持続性が高まることも考えられますが、気持ちが変わって元の顔に戻りたくなっても体内に吸入されるまでしばらくはそのままの状態で過ごさなければならなくなる可能性もあります。
あるいは、血管内にヒアルロン酸が注入されて血行が悪くなっている状態を放置することで、最悪の場合皮膚が壊死することも考えられます。
また、注入量によって膨らみが微妙に変わってくるため、施術を行う医師の技術力に仕上がりが左右されます。
プロテーゼなどの挿入法の場合は、切開して挿入していくのでダウンタイムがかかるというデメリットがあります。
加えて、切開傷が顔の表面に残ってしまうことと縫合後がしばらく消えずに目立ってしまい、傷跡の回復度合いによっては顔を隠しながら日常生活を送っていかなければならないというリスクが高い施術と言えます。
あまり技術力の高くない医師の執刀による施術で、顔に大きな傷跡が残って消えなくなるという副作用も考えられます。
これらの方法に共通するデメリットとしては、永久的な効果は望めないということです。
施術を受ける際には、後悔しないためにもリスクや副作用、トラブルの有無などについてしっかりと把握した上で施術を受けることをおすすめします。
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