そもそも鼻中隔延長術って何?
まだ鼻中隔延長術や耳介軟骨移植の違いなどについてわかっていない方は、リスク面に関しては、知っておいて損はないと思いますから、特集記事である鼻中隔延長の笑えない失敗例を7個まとめてみたもチェックしてみてください。
団子鼻を整形する方法として、鼻中隔延長術がありますが、中でも、保存軟骨移植での鼻中隔延長には思いがけないリスクがあります。この鼻中隔延長術と言うのはもともとは日本のドクターが開発した手術で、耳の軟骨移植から始まりました。元祖は耳介軟骨移植の応用バージョンだったわけです。
鼻先の手術方式として10年ほど前から行われるようになってきた手術で、鼻先がすっと長くなり、鼻の形にコンプレックスを感じていた方に大変人気があります。そしてそこから派生して、肋軟骨や保存軟骨も使われるようになり、術式のバリエーションが増えるようになりました。5年ほど前から行われている保存軟骨移植ですが、種類としては豚の軟骨やロシア人の軟骨が挙げられます。
保存軟骨移植の欠点は?
通常、鼻中隔延長術(保存軟骨移植)を受ける前には、必ずドクターからどのような手術であり、どのような鼻の形になるのか、またリスクについてなどもカウンセリングを受けることになります。しかし、ドクターの中には、あまり丁寧なカウンセリングを行わないまま、手術を行うケースもあるのです。
やはり、後から後悔することのないように、しっかりと手術の内容とリスクを理解した上で、手術に臨むことが重要です。鼻中隔延長術(保存軟骨移植)におけるリスクに関しては、主に、吸収、感染、鼻先が高くなる、鼻先が硬くなる、鼻曲がりなどがあります。これらを避けるためにも、美容外科選びは重要です。ドクターの経験と技術の差によって生じることが多いからです。
リスクやトラブルについての吸収確率について
鼻中隔延長 副作用についてをご説明いたします。
鼻中隔延長を失敗された方は、ブログや口コミ掲示板などでも書いているように、修正をされるようになってしまいます。
手術後の副作用としてでも報告されているような例をご紹介します。
正しい鼻中隔延長術が行われなかったことによる副作用の報告
呼吸しづらい
鼻中隔軟骨に移植した軟骨の体積にて鼻腔が狭くなり下からみると鼻中隔が膨らんでみえたり呼吸がしずらくなる可能性
(他院で手術されてこの症状でお悩みの方々が何人も相談にこられています。)
時間を経てから鼻先の皮膚が薄くなる
時間を経てから鼻先の皮膚が薄くなる可能性があります。
(鼻先の皮膚の下が軟骨だからといってプロテーゼと異なり安全という保証はないと思います。)
採軟骨部(耳や肋骨部)の傷
同時に採取した場合には、耳や肋骨部位に傷跡が出来ます。
デザインのミスマッチ
鼻先が下がりすぎ、高くなりすぎという不満が生じる可能性または下がり足りないという不満が生じる可能性。
感染も起こり得る
手術中にばい菌が入ってしまい感染をきたすことがあります。
感染については、鼻中隔延長術(保存軟骨移植)に限らず、どのような手術でも注意が必要ですが、衛生面が整っていれば問題はありません。逆に、衛生面に不安がある美容外科で手術を行うのは避けた方が無難です。
鼻先が硬くなる・鼻先がゆがむ
鼻中隔延長術(保存軟骨移植)では、鼻先を下に伸ばすことになりますが、その伸ばした鼻先が硬くなってしまったり、曲がってしまったりすることがあります。硬い軟骨を使った場合、手で触った感じが手術前よりも硬くなるので、そこに違和感を覚える方がでてきます。これは最初によく説明がないことからトラブルになるケースが多いようです。また様々な理由から曲がってしまうことも少なくありません。
移植した軟骨の吸収
鼻中隔延長術(保存軟骨移植)のリスクで多い吸収とは、移植した軟骨が時間とともに吸収されてしまうことを言います。そうなると鼻の形が変わってしまうことがあります。
そうなった場合には修正しなければなりませんが、癒着が強いので抜去が難しく、ドクターの技術が必要です。
まとめると・・
このあたりのテーマで数年前から学会でも議論が多く行われておりまして、積極的に症例をこなされていらっしゃる医師は正しい治療を身につけてきていると思います。
保存軟骨移植には様々なリスクや欠点があったかと思います。しかしこれは、ほんの一例であり、鼻中隔延長の笑えない失敗例を7個まとめてみたで説明している通り、鼻の整形と言うものは奥が深いのです。
リスクについては、今一度確認して、失敗の無い手術をされることを強くオススメいたします。
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