鼻中隔延長PRC法は鼻の中に軟骨を入れて鼻の長さを長くするというものですからリスクも存在します。当相談所ではこの手術の経験も豊富な名医を紹介しますから、事前にしっかり説明を受けることができますので安心です。
鼻中隔延長PRC法の手術法は、鼻の前面から行なうオープン法と、鼻の穴の中から施術するクローズ法に分かれます。オープン法では医師が傷跡が目立つことがないように細心の注意を払って行ないますが、しかし終わってみれば傷が残るリスクがあります。一方のクローズ法は、このやり方で最適な場所に軟骨を配置し、かつ患者が希望するスタイルまったくその通りにデザインすることは大変難しいため、行なっている医師がそもそも少ないのと、その分料金が割高になる可能性があります。
PRC法だけに限らず鼻中隔延長は、静脈麻酔あるいは全身麻酔で行ないますがこれにも一定のリスクはあります。手術の際にはこのような点もきっちりした病院で受けるのが不可欠です。
どんな点に注意するべき?
しかし逆に言いますと麻酔がしっかり行なわれますと手術中に痛みを感じることはありません。鼻中隔延長PRC法の場合は終わった後も強い痛みはそれほどなく、また腫れや内出血は人によってごくわずかな場合も多く、通常一週間後の抜糸の時期までにかなり引いていることがほとんどです。
その際気をつけるのはむしろ感染やアレルギーです。鼻中隔延長PRC法で用いられる豚軟骨は事前に徹底した検査が行なわれたものですので、本来は大変安全なことが保証されていますが、しかし自分のもともとの身体とは違いますから、なんらかのアレルギーが出るリスクがあります。しばらくの間は感染しないようにも気をつけなくてはいけませんが、何気なくかいたり強くかんだりしてしまいがちです。こういう点にも十分注意しておくべきです。
鼻の中に軟骨を入れますと通り道がその分狭くなって鼻づまりが起きたり、軟骨ですから将来体内に吸収されて形が変わってきたりという可能性もまったくゼロとは言えません。軟骨がいったん癒着しますと、それを除去したり削ったりの修正を行なってもまったく元と同じに戻るわけではないですから、そのリスクは事前に十分考えておくべきです。
知らないと怖い、鼻中隔延長PRC法の失敗例としての「変形」
鼻中隔延長PRC法では、ブタの軟骨を利用して行う隆鼻術の一種です。
手術において、軟骨のサイズが適切でなったり、挿入する位置が間違えていたりすると、鼻の形の変形のリスクが伴います。
仕上がりの鼻曲がりや、鼻孔や鼻翼とのバランスが崩れてしまうというリスクが考えられます。
不自然な仕上がりとなってしまった場合には、再手術によって形を整え直したり、挿入した軟骨の抜去が必要となるので注意しましょう。
手術後の鼻先の圧迫感
鼻中隔延長PRC法とは、鼻中隔延長手術にブタの軟骨を使用して行う手術です。
通常、鼻中隔延長手術には、自分の耳の軟骨を使用するするケースが多いのですが、この耳介軟骨移植では耳と鼻の両方に傷跡が残るリスクがあります。
この方法であれば、切開が鼻だけで済むので、傷跡が最低限で済むというメリットがあります。
しかし、軟骨のサイズや挿入位置が適切でなった場合には、手術後に鼻先の圧迫感が残る可能性もあります。
軟骨の吸収のリスクとは
鼻中隔延長PRC法におけるリスクには、軟骨の吸収というものがあります。
この手術で使用される軟骨は、移植用のブタ軟骨ですが、軟骨を利用していることには変わりがないので、時間とともに吸収してしまうというリスクが伴います。
軟骨の吸収が起きてしまうと、鼻の形の変形や、手術後の後戻りも考えられます。
この症状が起きた場合には再手術や、軟骨の入れ替えが必要となるので、早めに医師に相談しましょう。
名医による正しい判断
鼻中隔延長PRC法は、行えるクリニックが限られているだけでなく、希望する仕上がりのデザインによっては、他の手術と併用して行う必要があります。
多くのクリニックでは、自分の耳の軟骨を使用して手術を行っているので、この手術が受けられるか事前に確認しておくことが大切です。
希望している手術で希望通りの仕上がりになるのか、名医による正しい判断をしてもらうことで、最低限の手術回数で完了することができます。
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