咬筋萎縮（ＴＣＲ）のメリット
咬筋萎縮は、エラが張っていることでお悩みの方や、きつい顔の印象を改善したい方や、小顔になりたい方に適している美容整形手術です。
この手術は、口の中から行うので傷跡が外からは分かりません。口腔内をほんの少しだけ切開し、奥歯あたりに金属製の管を差し込んで筋肉内に電流を流して筋肉を萎縮させます。なお、この手術方法はエラ部分の骨が出っ張っている方には効果の得られない方法になります。
自分にとってどの方法が適しているかは医師と相談の上決定しましょう。
手術の概要とダウン期間
回復期間と呼ばれる「ダウンタイム」ですが、およそ1ヶ月といわれています。しかし回復には個人差がありますのであくまでも目安として考えましょう。術後すぐは、痛みと腫れが強く出る場合があります。ピークは術後から3日ほどです。この間は、感染症に最も注意が必要な時期になるので、化膿止めや痛み止めなど処方されている場合にはきちんと服用しましょう。
なお、クリニックによっては抜糸の必要な糸を使って縫合している場合があります。抜糸は術後2週間目あたりです。
日常生活において気を付ける点がいくつかあります。洗顔や入浴は、手術当日から可能ですが、湯船に浸かるのは術後1週間経ってからがよいでしょう。湯船につかることによって血行が促進され、人によっては痛みがひどくなる場合があります。
食事は、術後から2週間程度は、辛い物や熱いものを避けてやわらかいものを選ぶようにしましょう。なるべくあごに負担をかけないようにする事が、傷を早く治すために重要なことです。またうがいは丁寧に行いましょう。飲酒は術後1ヶ月間は控えましょう。しかしタバコは厳禁です。タバコは傷の治りを悪くさせるだけでなく、思わぬトラブルを招く恐れがあります。
コメントを残す