手術の適応
下顎が長くなってしまうと、どうしても噛みあわせが悪くなり、顔全体が歪んできてしまいます。そのせいで上顎の発達が遅れ、さらに上顎と下顎の差が激しく開いていく状態になってりまうことも少なくありません。しかも顔が長く見えてしまうので、あまり素敵とは言い難い状態になります。下顎の形というのは、実は顔の雰囲気全体を担っている箇所と言っても過言では無いのですね。
そんな時に役立ってくれるのが、「下顎セットバック」という施術方法です。
症状の程度によって施術の方法は変わってくるのですが、矯正をして徐々に治していく方法もありますし、歯を一本抜いてから下顎を後ろに下げるという方法もあります。あまりにも顎の長さがひどい場合には、下顎の骨を削るという方法を選択することも可能です。下顎を削る施術を受ける場合は、大体1か月ほどの期間がかかり、1週間程度の入院が必要になってきます。それ以外の方法を選択する場合は、通院のみで大規模な手術になることは、まずありません。
効果
実際に施術をするとどのような顔立ちになるのかと言いますと、まずは下顎が通常の長さに戻ることで、顔の歪みが解消されます。さらに、顔の一部が引っ込むことになりますので、スッキリとした小顔になることが出来るのです。パッと見た雰囲気が、清潔で上品な雰囲気になるのです。突き出ていた唇も引っ込みますので、バランスの整った美しい口元に大変身します。
ダウンタイムが少し長めなので大変かもしれませんが、その後に得られるものは非常に大きいと言えるでしょう。術中や術後のリスクを避けるためにも、症例数が多く、有名な医師のところに通うことをおすすめします。まずはカウンセリングで感触を確かめてみるのも良いですね。
コメントを残す