前額骨切りの手術、失敗とは？

2016/09/23

失敗例とは？

おでこの骨を前頭骨と呼びますが、この骨を削る場合は、まず、おでこの髪の生え際と頭頂部から切開します。頭頂部は、左右の耳を結んだライン、イメージとしてはちょうどヘッドフォンをかける場所を環状に切り開きます。これを頭頂部環状切開と呼びます。こうして現れた骨膜を剥離し、現れた前頭骨の一部を削ります。未熟な執刀医では、生え際に傷が残ってしまったり、左右の耳を結んだ半円状のラインがハゲることもあります。

また、おでこに丸みを出したい時は、ハイドロキシアパタイトと呼ばれる人工骨を移植することがあります。名医であれば、眉の周囲の前額を削る作業と、人工骨の移植とを併用し、美しい額のラインを作り出します。

もう一つの方法は後頭環状切開です。この切開法では、後頭部を切開して後ろから前に向かって、頭皮を剥がします。そして前頭骨を露出させた状態で、骨を削ります。高度な技術を要しますが、熟練した医師によるなら、手術後、傷痕が目立つことはありません。しかし腕の良い執刀医でなければ、手術後に額が滑らかにならない場合さえあります。

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麻痺もあり得る

その他、リスクとして麻痺があります。前頭部から頭頂部にかけては、眼窩上神経や滑車上神経などの神経が走っているため、神経を傷つけてしまうと、後遺症として知覚神経麻痺が起きることがあります。さらに前額骨切り手術に限らず、清潔なクリニックでないと感染症を起こすこともあり得ます。

ダウンタイムはおよそ1か月です。痛みを感じる場合は、アイスパックなどで冷やす他、クリニックから鎮痛剤を処方してもらうことで治まります。安心して手術を受けるためには、丁寧なアフターケアはもちろんのこと、実績のある医師を選ぶ必要があります。

前額骨切りの失敗で感染ってどういうこと？

感染症が起きてしまうこともある。

前額骨切りは、感染症が生じることがあります。体を大きくメスによって切ることで行う治療のため、体の内部に細菌が入りやすい状態になります。また、免疫力が弱まった状態になってしまうため、最近の活動が活発になりやすく、さまざまな感染症になってしまうことがあるため、手術の後にきちんとケアをしてくれる環境を探し出していくことがかなり重要になっています。また、いろいろな保障の内容を探すことも大切です。

たるみが生じてしまうリスクがある

前額骨切りは、肌にたるみができてしまう治療内容になっています。骨を切ることによって、顔の体積が大きく減ってしまうため、皮膚が余分に余った状態になってしまい、大きなたるみが出てしまうリスクがあります。そのため、骨を削りすぎた場合にリスクが生じやすいことを頭に入れながら治療計画を立てていくことが重要になっているため、いろいろなことを計算して治療をしてもらうことが大切になっています。

知覚麻痺が起こることもある

前額骨切りは、知覚麻痺が起こるリスクがある治療内容になっています。知覚神経が通っている部分を治療していき、知覚神経を引っ張るような治療をするため、麻痺が起きてしまうリスクがあります。また、他の神経や血管を損傷するリスクがある治療内容になっているため、いろいろな部分が麻痺などを起こすようなリスクもあるため、治療技術があり、アフターケアがしっかりしているクリニックに治療を依頼することがよいです。

医師を比較することがおすすめ

前額骨切りは、横顔の輪郭を変えることができる治療内容です。優しい印象の顔に変えていくことも可能になっているため、治療をする人が複数います。この治療は、メリットも大きいですが、デメリットになりうる要素も大きくなっています。全身麻酔をして、メスで骨を切開する治療内容になっているため、良い医師を探していくことが大切です。いろいろなクリニックの比較をすることが重要であり、おすすめできます。