美容整形の失敗
美容整形における失敗は当相談所にも多く相談があります。
というより、半分近くの相談が失敗してしまった..という内容になっています。
どうしてでしょうか。代表的な原因を見ていきたいと思っています。
鼻の整形の失敗例
例えば、鼻を高くする手術のプロテーゼなどは、意外と知られていないのがシリコンプロテーゼは拘縮を起こしてしまうという点です。
拘縮とは、シリコンプロテーゼを異物と判断してコラーゲンの膜を覆ってしまうカラダの反応で、これが強くなりますと鼻が硬くなったりしてしまいます。
症例数の少ない医師に施術してもらうと、拘縮FREEという選択肢もあるにも関わらず、シリコンプロテーゼを挿入されてしまいます。
手術後に患者さんは「拘縮が起こらない材料もあるなんて知らなかった!」と激怒される訳です。
ただ、この体験において、実際には医師に説明義務はありません。
クリニックは自分たちの特異な手術を進めているだけだから、何の問題もありません。
ただし、より良い手術をされているクリニックは存在します。
「より良い手術」を受けてもらうために、当相談所でアドバイスをしています。
美容整形の修正
美容整形の失敗が多くなるにしたがって、修正手術・件数も多くなります。
何とか元の顔に近づけたい、またはよりよく治したいと思われる方は多いです。
上述の体験談のように、患者さんは”ベター”を探すものだと思っています。
こっちの治療の方がより結果が良い。という点でクリニック選びをされています。
修正手術は元の手術よりも何度が上がる分、名医を選ばなければなりません。
バスト・豊胸の手術の修正例
例えば、バスト・豊胸の手術では、豊胸バッグの修正手術として、豊胸プロテーゼの入れ替え・抜去という選択肢があります。
インプラントを入れたことによる、異物反応によりカプセル拘縮を起こしたり、リップリングを伴ったりすることが代表的な原因です。
この場合、拘縮をあえて一部残して、修正したりすることも多く、入れ替えや抜去の技術が求められます。
輪郭形成の手術の失敗例
その他にも、修正が難しい手術としては輪郭形成、エラ削り、頬骨削り、あご削りなどがあげられます。
これらは骨から削ってなくす様な治療なので、亡くなったところを再建することはできません。
近年、韓国やタイなどで輪郭形成を行い、その結果、大失敗をして帰ってこられる方が急増しています。
海外では、神経ギリギリまで骨を削ってしまうことで術後、経年的に骨が割れてしまうなどのトラブルが起こりえます。
これらの実情には注意が必要です。
美容整形の失敗と修正のまとめ
以上のように、美容整形には失敗と修正が切っても切り離せない関係であるということがお分かりいただけたかと思います。
すでに修正の手術を検討されている方の場合は、特に安易に料金で考えてしまわずに、名医に頼むこと。
ご相談はこちらからお気軽にどうぞ。