プチ小鼻縮小は後戻りしますか?

プチ小鼻縮小は美容整形の中ではプチ整形と呼ばれています。

本格的な切開を伴った治療は切開を伴いますが、プチの場合には糸だけで縛り上げる手術が基本です。

患者さんがプチ小鼻縮小を薦められたクリニックから説明を受けられた内容によると、、、

「糸を使って小鼻の両脇から縛ってやる手軽な方法で術後3ヶ月位で糸は溶けてそのまま縮小した状態を保てるとのことでした。
メリットは費用も安く、鼻穴がどれくらいか調整しながら決めることができる。リスクとしては2,3割は元に戻る可能性があり、口を大きく開けたりすると糸が切れたりする場合もある」

といった内容でした。

さて、結論から申し上げれば、これで手術をされた方は非常に可哀想だと思います。

プチ整形による小鼻縮小は後戻りがほぼ100%の確率で報告されています。

本音を書けば、多分1ヶ月前後で元に戻ってしまうと指摘している医師がほとんどです。

にも関わらず、切開をしないというメリットを薦めるために治療項目として掲げるのです。

営利的なクリニックとしては修正費用も取れますから、一石二鳥という事です。

そして、真皮縫合、皮膚縫合をしても中々戻ってしまうものですから、プチ小鼻縮小での糸ではすぐに戻ってしまうのです。

そして、修正のカウンセリングでは「大きく笑ったから戻ったのでしょう」と言われてしまうのです。

以上の理由から、非常に残念な治療方法と考えられます。