フェイスバンテージやドレーン
中抜きは、顔の骨格を整え輪郭を変える整形なので、メスを使用しないプチ整形とちがい全身麻酔で行われる外科手術となります。よってかかる時間は2〜3時間で大がかりな手術となります。
手術後は、腫れや内出血、むくみ、痛みなどの症状が出るので、症状をやわらげるためのアフターケアが必要です。手術後は、顔からあごを覆う「フェイスバンテージ」を用意してくれる整形外科もあります。これを装着すると顔のむくみや腫れをやわらげることができます。
そして血液がたまることを防ぐために、ドレーンという血を抜くための管が挿入されます。ドレーンは手術後の最大3日ほどは装着してなくてはいけません。ドレーンを抜いたあとは、手術後に禁止されていた洗顔が可能となります。
シャワーや食事
シャワーも浴びても大丈夫ですが、お風呂での入浴は出血を引き起こす可能性があるので、避けたほうがいいです。また激しい運動も出血の原因となるので避けましょう。そして手術後に医者から処方された化膿止め、腫れ止めの薬を、医者の指示にしたがって必要な時間に毎日飲むのを忘れてはいけません。
手術後の食事は、洗顔などと違い手術直後から可能ですが、手術後の1〜2週間は、辛いもの、堅いもの、熱いなどの食べ物の刺激物は、手術あとを刺激してしまうので避けたほうがいいでしょう。口の中が不潔な状態だと症状が悪化することもあるので、食後は通常の歯磨きだけでなく薬用歯磨き液などで口をゆすぎ、口の中をきれいにすることが大事です。そして人によっては、手術後に口を開けるのが難しい人もいるので、通常の食事ではなく、簡単に栄養がとれるヨーグルトや栄養ゼリー飲料などで済ませると口やあごに負担がかからないので、おすすめです。
アフターケアのまとめ
以上のようなアフターケアを万全に行っていれば、顔の違和感、腫れなどの症状は、2週間ほど、長くて4週間ほどで元に戻ります。しっかりとアフターケアをしていても、顔の違和感、腫れ、しびれなどが続く場合は、独自に対策を考えるのではなく、整形外科の医師に相談をすることが必要です。
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