加齢と共に現れてくる目の下のたるみには、通常、美容整形クリニックで提供を行っている手術を受けることで改善を図ることができるようになります。クリニックで提供されている方法としては、下眼瞼切開による方法が広く知られていますが、他にハムラ法と呼ばれる手術があり、軽度から重度の皮膚のたるみや筋肉のたるみ、他にも脂肪の膨らみや深いシワなどに対処をする場合に多く用いられています。
ハムラ法の施術内容
目の下のたるみを取る手術では、方法によっては目袋が残ってしまったり、また凹みが強くなってしまい余計に年齢を感じさせることになる場合もありますが、ハムラ法では眼窩脂肪の切除を最小限にとどめることができることや、凹んだ部分に脂肪を移動することができるために、他の手術にあるリスクを避けることができる内容となっています。方法としては、下まつ毛のすく下を切開し眼窩隔膜より下方にはみ出してくる分だけ脂肪を切除することによって行われ、目の下のくぼみに埋めるように眼窩隔膜と脂肪を移動してから、眼窩隔膜を骨膜に固定をします。特徴的な内容としては、最後に眼輪筋肉を目尻の方へ吊り上げて張りを出してから頬骨に固定されることがあり、そのために深いシワにも対処ができるようになっています。
ハムラ法のダウンタイム
ハムラ法のダウンタイムとしては、概ね他の手術と同様になっており、通常、手術後7日程度で抜糸が行われることになります。抜糸が行われるまでの期間中は患部を濡らさないようにすることが大切なことになり、できるだけ患部に影響のある行為は避ける必要があります。1~3ヵ月程度で傷跡は目立たなくなり、万が一腫れや赤みが出た場合においても3ヵ月程度で改善に向かうことになります。
ハムラ法だけでなく、目の周辺の手術に関しては、その多くが個人差はあっても内出血を伴うことが多くあります。この場合には1週間程度で消えてしまうことが多く、万が一残ったとしても2週間程度で症状はなくなります。内出血に関しては手術が影響をする場合もありますが、術後に熱いお湯に入浴をしたり、激しい運動をした場合、また、飲酒などによっても起こることが多く、注意をすることが必要になります。
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