目の下のたるみを取る治療方法のうち、皮膚を切開して行うのが「ハムラ法」です。皮膚のたるみを取り除くとともに、ふくらみを影に移動して目元を整えます。
皮膚にハリが出るというメリットがある反面、切開しないトラコンハムラ法と比べて涙袋の形が変わる可能性があります。
また、ハムラ法では術後に下まぶたが外反（いわゆるアッカンベーの状態）するリスクがありますが、皮膚を取り過ぎていないなら、３ヶ月以内に元に戻ります。
その他、下三白眼になるリスク、傷跡が残るリスクもあります。クマは改善しますが、色などは残ります。むくみで、白目がゼリー状になることがありますが、一時的なもので、時間とともに消失します。
外眼筋に影響が及んだ場合には、複視になるリスクがあります。また、目が小さくなったと感じる可能性もあります。
ハムラ法は、皮膚のたるみがある場合に有効な治療方法で、ハリは出ますが小じわは残ります。形の改善だけでメリハリを作らないと、のっぺりした印象になるため、治療実績が豊富で信頼できる医療機関を選びましょう。
切開するメリットがないケースもありますので、症状に合った施術を受けるためにも、事前に十分説明を受けるようにしてください。
ハムラ法や美容整形にはリスクもある
ハムラ法は、皮膚のたるみがある場合に有効な治療方法で、ハリは出ますが小じわは残ります。
形の改善だけでメリハリを作らないと、のっぺりした印象になるため、治療実績が豊富で信頼できる医療機関を選びましょう。切開するメリットがないケースもありますので、症状に合った施術を受けるためにも、事前に十分説明を受けるようにしてください。
ハムラ法では、下まぶたのまつ毛の際の目立たない箇所の皮膚を切開し、たるみは切除します。
眼輪筋の下を剥離し眼窩脂肪を露出させ、余分な脂肪を目の下のくぼみの部分に移動させます。脂肪の移動後、眼輪筋を外側に引き上げて、下まぶたの引き締めを行います。
このとき、皮膚がまだ余っている場合には、切除を追加します。縫合して手術は終了です。
抜糸は術後５～７日前後で、手術後１～３ヶ月間は赤味や硬さが残ることがありますが、メイクでカバーできる程度です。
ハムラ法は、下まぶたのたるみ、しわが気になる人や、目の下のふくらみの大きい人、クマが目立つ人に向いた施術方法です。皮膚のたるみがあまりない人は、トラコンハムラ法の方が向いています。
レーザー治療で効果が出ないなんてことも！目の下のくぼみの美容整形にはリスクがある
予定していた効果が出ない場合もあります。
目の下のくぼみの美容整形は、皮膚のたるみによって影になる部分などを修正して目立たなくします。
大きなくぼみであれば注入する方法がありますが、軽いくぼみであればレーザーを照射します。
レーザーによ直後から腫れ、それに持続する炎症によりコラーゲンが増加され張りを作ります。しかし医師の技術不足でレーザー治療で効果が出ないケースもあるのは確かです。
注入剤の使用によるリスクがある
目の下のくぼみの美容整形で、一番効果が発揮できるものにヒアルロン酸などの注入する方法があります。多くの場合は安全に行われ問題はありませんが稀に、PRP・ヒアルロン酸注入・脂肪注入によるしこり・石灰化が起きる事もあります。
医師の知識や技術力が不足していれば、間違った位置への注入をしてしまい取り返しの付かない事態にもなりなす。
術後の血腫によるトラブルも発生
目の下のくぼみの美容整形には、メスを使用するハムラ法や裏ハムラ法というものがあります。
たるんだ部分の脂肪をくぼんで見える部分へ移動させますが、これらの方法で出血量が多いと血の塊である血腫が出来やすくなります。皮膚を切開する為、医師の技術力によってこのようなケースや内出血が起こる事もあります。
慎重にクリニックを選択する事が重要
目の下のくぼみの美容整形には、レーザー治療やPRP・ヒアルロン酸・脂肪注入等の方法で効果が高く安全面では考慮していても、失敗のリスクが完全に無いとは言い切れません。
実績のあるクリニックや口コミで評判の名医を検索したり、美容整形相談所を活用して自分に合う名医を紹介してもらう方法をおすすめします。
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