目元を大きくする方法のひとつに、目頭切開法があります。この方法は、日本人に多い目頭を覆う皮膚を取り除くことで目元の印象を変える施術です。目と目が離れ気味の人や目を大きく見せたい人に向いています。目頭切開法の中でも、ミニZ法やW法などいくつかの術式があり、仕上がりに合わせてデザインすることができます。
目頭切開法は、局所麻酔をして切開し、縫合するためダウンタイムが約1週間といわれています。髪の毛より細い糸を使用して縫合しますが、抜糸が行われるのが5~7日後であることが多いからです。身体的な負担は少ないです。抜糸までの期間はメガネやサングラスで隠せるなら、翌日から外出することは可能です。白い半透明の糸で縫合されると目立ちにくいですが、抜糸しやすいよう黒い糸で縫われることもあり、仕事などに出向くのは難しいといえます。
ダウンタイムの経過
目頭切開法後、ダウンタイムの経過としては、まず大きく腫れることや痛みもほとんどありません。むくんだような状態になることはあっても、抜糸までには落ち着いてきます。腫れがひどいような場合は、保冷剤を布にまいて軽く冷やすことで回避できます。そして、糸がついていることが気になったり、かゆみを感じることがあっても極力触らないようにこすらないようにします。刺激を与えることで傷に負担がかかります。
また、内出血が手術後に起こる場合がまれにありますが、長くても1週間程度です。ひどい内出血を起こしてしまった場合は2種間程度かかることもありますが、抜糸後は化粧で隠せるレベルですし、ひどい状態になる頻度は非常に少ないです。
傷跡に関しては、切開しているので傷は残りますが目立ちにくいといえます。抜糸するまではどうしても糸が目立ちます。傷の赤みやふくらみは徐々に引いていきます。1か月程度で目立たなくなる人、半年ほどかかる人、個人差があります。
ダウンタイムを経て抜糸に至ります。抜糸後は翌日からメイクが可能になります。傷に負担をかけないよう、濃いアイメイクは控えることがおすすめです。
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