目尻切開は、目尻側の皮膚を数ミリ切って横幅を広げることで、目を大きく見せることができる手術です。
まぶたの目尻を切開することによって目を外側に向かって伸ばします。
この結果、まぶたに隠れていた外側の白目が見えるようになることで目が大きくなる効果を生み出します。
人によって隠れている白目の量が多い方と少ない方のまぶたが存在します。
隠れている白目の量が少ないまぶたの方に対して目尻切開を行ってもほとんど効果は見込めません。
目尻切開のダウンタイム
目尻切開のダウンタイムは、早い人は２、３日で、ほとんどの人は1週間以内に腫れや、内出血などが治まります。
目尻切開の傷跡は目尻のところから３～５ｍｍのとても小さな傷跡になります。
目尻自体が見えにくい場所であるのと同時に、元々シワも入っている箇所でもあるためにほとんど傷は目立ちません。
腫れも個人差はありますが、ほとんどわからない程度です。痛みも少なく手術後２、３日で気にならなくなります。
内出血は起きないことが多いですが、もし起きたとしても１～２週間程度で治まります。
結膜にゼラチン状に結膜浮腫ができる場合もありますが、目薬で治まります。少し充血したような印象になりますが自然に治まります。
手術後のアフターケア
手術後のアフターケアは、目元を適度に冷やしていただくことです。これにより、腫れが早く引けます。
手術後約1週間で抜糸を行います。抜糸までの間、糸は付いていますがあまり目立ちません。
抜糸後の腫れがひどい場合を除いては、冷やす必要はないでしょう。
目の周りは真皮が薄く血流もよいため、傷はきれいに治りやすい場所です。
目尻切開でのトラブルはあまりありませんが、切開の幅によって目尻の結膜（ピンクの部分）が見えて不自然な感じとなることがあります。また目尻切開の適用がないのに施術をし、効果があまり見られない場合もあります。
一般的に目尻切開単独の手術では効果が出にくく、変化がわかりずらいと言われているので、医師とのカウンセリングが重要です。
コメントを残す