失敗の例
頬骨削りは、文字通り頬の骨を特殊な機械で削る方法です。この方法は、左右の頬骨が出っ張っている事や、きつい印象でお悩みの方に適しています。
医師の技術不足や経験によって、仕上がりの良し悪しに差が生じる事が多く、代表的な失敗例として、左右の凹凸がいびつになって正面から見たときに不自然さを感じる、思ったよりフェイスラインが変わらなかった、痛みや腫れ・顔面の痺れが取れないといった場合があります。
頬の骨を削る際に骨の周辺に走る知覚神経に触れてしまったりするだけで手術直後は大抵の人に麻痺やしびれなどは残ることは仕方がありません。
しかし、そのような症状が数ヶ月経っても変化がない場合には後遺症として再治療が必要な場合も生じてしまいます。
修正手術のリスクと病院選び
初回の手術と違って、失敗した場合の修正はドクターによっては断られる可能性もあります。それは、修正のほうが難易度が上がるためです。さらに人によって修正が不可能なこともありますので、初回の治療を計画する際には、そのようなリスクも含めてドクターを事前にしっかりと話し合うことが大切です。
したがって、患者の不安や負担を少しでも軽減できるよう、コミュニケーションを綿密に取れるクリニック選びが重要です。また長期に渡って経過を観察することもあるので、長く続くクリニックや異動の少ない医師を探しましょう。
修正のみに限らず、整形手術は年齢とも密接な関係があります。傷の治りのスピードや肌のハリなどを考慮して、30代以上の方がこの治療を受けると人によってはひどいたるみが生まれてしまったり、傷の治りが遅く感染症への抵抗力も落ちてしまうリスクも考慮しなければなりません。
年齢以外にも頬骨を削る量や範囲によっても術後の経過や傷の治り、たるみや腫れなどの程度がかわってきます。
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