前額骨セメントの手術
前額骨セメントという手術方法は、後頭部部分を切開しセメントを埋め込むという作業の流れとなります。頭の皮膚を頭蓋骨からはがし、そこに骨セメントを挿入していきます。そしてセメントが固まったら、はがした皮膚を元に戻して縫合をして手術は終了です。
この手術は、額が平坦である事でお悩みの方や、事故や怪我などをして額がへこんでしまったあるいは女性らしい丸みを帯びたひたいにしたいといった希望をお持ちの方に適している方法といえます。額の整形手術には他に、シリコンプロテーゼの注入などといった方法がありますが、この方法よりも体になじみやすく、かつ細かな高さ・角度などの微調整を行えるためより患者の希望を再現することが可能です。
失敗例
しかし、この方法にもリスクやデメリットなどが存在します。まず代表的な失敗例は、手術中のやけどです。骨セメントは、硬化をする際に発熱をします。そのため、冷却を行いながら慎重にしていかないとおでこ部分を火傷してしまう可能性があります。そして変形やでこぼこが気になる、ずれてしまうなどの仕上がりに対しての不満足です。これは骨セメントが硬化する間、きちんと押さえていないことによって起きてしまいます。これらのトラブルは、経験豊富なドクターに施術してもらうことで回避できます。
さらに骨セメントが骨髄に癒着してしまうことによる血圧低下やショック状態に陥る状況です。手術中に起きてしまうトラブルで、後遺症などが残る可能性があるため注意が必要です。
この手術のダウンタイムは1ヶ月程度といわれますが、個人差がありますのであくまで目安として考えましょう。特に手術直後から1週間は痛みや腫れが強く出ることがあるので、安静にすることが早い回復のために大切なことです。
当相談所では、失敗を回避するために名医の紹介を致しております。お気軽にご相談ください。
おでこ・額のセメントの失敗として「効果が無い」という事がある
効果が無いこともあります。
おでこ・額のセメントの挿入手術を行ったのにも関わらず、効果が無いこともあります。
これは、医師の技術力不足やカウンセリング不足が原因であると考えられます。
この手術は額部分の肌を切開して、頭蓋骨に骨セメントを塗っていくものです。
医師の腕によって、仕上がりの形が大きく異なるものなので、医師の経験や実績、技術力がとても大切です。
手術をする際には、医師の技術力や知識のチェックが必要です。
冠状切開の傷跡・ハゲ
おでこ・額のセメントの挿入手術の失敗例として挙げられるのが「冠状切開の傷跡・ハゲ」です。
この手術は、後頭部の皮膚を大きく切開して、頭蓋骨を出した状態で手術を行います。
これにより、縫合の技術が不足している医師の場合には、傷跡が残ってしまったり、患部がハゲてしまうというトラブルもあります。
一度傷跡が残ってしまうと、修正が困難となるだけでなく、髪が生えて来ないというリスクもあります。
手術による頭痛がおきる
おでこ・額のセメントの挿入手術によって、頭痛が残る可能性があります。
この大きな原因の一つが、手術による出血による貧血が関係しています。
最悪の場合には輸血を必要とする可能性もあるので。医師の技術力や、正しい判断の行える知識力が必要です。
他にも、傷跡がきれいでない場合に、炎症などを発症して痛みを伴う場合もあります。
痛みがある場合には医師による診察も必要となるので、すぐに相談しましょう。
名医選びのチェック方法
おでこ・額のセメントの挿入手術だけでなく、美容整形手術の多くは医師の技術力によって仕上がりが左右されやすいものです。
仕上がりを理想の状態にしたいと思っているのであれば、名医を探して手術を依頼することが最も良い方法です。
医師の過去の実績や、経験などがホームページでチェックできます。
また得意とする分野の公表もあるので、このような点を事前にチェックしておくことで、手術のリスクを軽減できます。
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