エラ削りを後悔する後遺症
頬の骨の中でも「エラ」と呼ばれる部分は表面がとても硬いことが特徴。「エラ削り」の手術はこの部分を専用の機器を用いて注意深く、丁寧に削る作業となります。このとき、術後のお顔をしっかりイメージできて、それをデザインできるセンスあるドクターが望ましいですね。患者の要望に添いながらも不自然さが感じられないような施術を行ってくれるかどうかもポイント。
「エラ削り」の手術で修正が必要となる場合、実はドクターの技術や経験不足が原因となることもあるのです。技術が伴わないドクターにありがちな失敗のなかでしばしば取り上げられるものが「エラの削りすぎ」による形成不全があります。表面を覆っている硬い部分ばかりかその内部にある軟らかい骨にまで達してしまうような無理な施術が行われた結果、骨がもろくなり、最悪の場合には割れてしまうこともあります。また「エラの部分が思ったほど小さく見えない」、「左右で差がある」、「口元のトラブル(口が開けずらいなど)」などの失敗例も多くみられます。さらに痛みや痺れ、顔面神経の麻痺などの後遺症にも気をつけなくてはなりません。
エラ削りに失敗。神経麻痺状態に…。
神経麻痺が起こることがあります。
エラを削りのは、手術を行うときに、知覚神経の近くを触ることがある施術です。
そのため、施術のときに神経に触ってしまうことがあると、口唇や顎の神経麻痺やしびれがおこることがあります。
施術の後に上下どちらかの唇が全く動かなくなってしまうこともあります。
神経が完全に損傷していなければ時間はかかりますが完治する可能性がありますが、完全に神経が断絶しているときは、完治までに長い時間がかかります。
たるみが起こることがあります
エラ削りの施術は、今まで横に広がっていた骨がなくなることで皮膚が広がり、その結果たるみが起こることがあります。
40代を超えてからエラ削りを受けるとたるみが起こりやすいと言われていますが、若くてもたるみが目立つことがあるので注意が必要です。
どの程度骨を削るのかでも仕上がりは変わってくるので、仕上がりに心配ある方は、事前にしっかり相談をしてから施術を受けるようにしなければいけません。
効果が無い場合もあります
エラ削りの施術を受けても十分な効果を実感することができなかったという人もいます。
この施術を受けるときに下顎角しか削らない場合は、効果が無いと言われているので注意が必要です。
また、横から見るとキレイにエラがなくなっているけれど、正面から見るとそれほど変わっていないというときもあるので、どの角度から見てもエラがない小顔になれるかどうかもカウンセリングのときなどにしっかり確認しておきましょう。
エラ削りの修正の名医
「エラ削り」に使われる機器の特性を理解し、使い慣れた名医ならこれらの失敗を引き起こすリスクは大幅に下がります。万が一、患者さんの希望通りの結果とならなかった場合には親身に相談に乗り、無料での修正やケアを行ってくれるようなドクターや医院を選択すると安心!
「エラ削り」の修正では再手術が必要となります。切除する部分を見直し、より効果がでるように追加切除を行うことも。筋肉にボトックス注射を行い、状態の改善を図ることもあります。また不自然に小さい場合にはヒアルロン酸や脂肪注入のほかエラプロテーゼなどで修正します。
「エラ削り」の手術もその修正も難しくリスクを伴うものとなります。失敗や後遺症を避けるためには高い技術力を持つ名医を選ぶプロセスが最も重要。術前のカウンセリングにもしっかりと時間を確保し、検査を怠らないドクターや医院がお勧めです。セカンドオピニオンにも快く応じてくれることも、名医を見極める条件。外科的な面からだけでなく、多角的なアプローチができて、患者さんに最適な提案をしてくれる名医を選びたいものです。
「美容整形の名医相談所」では「エラ削り」やその修正に適したドクターをご紹介しています。名医選びに関することならお気軽にお問い合わせ下さい。
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