顎の中抜きの効果
あごが長い、しゃくれている、あごの先端が前向き、または後ろに引っ込んでいるなど、あご整形を希望する方は、そのようなあごの状態を変えたいという方が少なくありません。通常のあご整形は、医療用のグラインダーを使用してオトガイを削って短さや形を整えますが、目立ったあごの状態を大幅に変えたい場合は、オトガイを削るのではなく、オトガイの中間部分を抜きとり、長さを変えるという手術方法をとります。これを「顎の短縮(中抜き)」といいます。
オトガイの先端部分だけ切って短くすると、あごから首の部分の皮がたるんでしまい、二重あごになる可能性が出てきます。そして先端部分を切るとあごから首に向かって付着している筋肉を一度はがさなくてはいけないので、筋肉の張りがなくなり、たるんでしまいこれも二重あごの原因となります。
中抜きはそのような症状を防止するために中間部分のオトガイを抜き取る作業をします。中間部分のオトガイを抜き取り、先端の骨をまた固定してあごの長さや向きを変えるという作業となります。整形された方の希望で固定する骨は前進や後退をして位置を決めて固定します。目のプチ整形と違い、大がかりな外科手術となるので、手術を受ける方は全身麻酔をしてから受けます。手術時間は、1〜2時間ほどかかります。
デメリットを最小減にするための医師選びを!
顔の輪郭を変える手術なので、顔の印象も大きく変わり効果は目に見えて分かります。その反面デメリットもあり、しばらくは顔の大事をとって、洗顔や入浴はひかえる、食事も刺激のあるものはひかえるなどの注意が必要です。手術後に顔に負担をかけるようなことをすると腫れやむくみが目立つことになります。安静にすることが大事ですが、1〜2週間経っても顔の腫れがひかない、顔に違和感があるという方は、整形を受けた美容整形外科の医師に相談をすることが必要です。
医師選びはお気軽にご相談ください。
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