美容整形の名医相談所|失敗 ・修正・リスク
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あご切り(前出し)のリスク

リスク・失敗例

あご切り(前出し)は、下あごが後退していることでお悩みの方や顎が長いことでお悩みの方に適している手術方法です。この手術は口の中を切開して行うため、傷口が外側から見えることがありません。

具体的な手術工程は、まず下顎の歯茎の根元を数センチ切開して、下顎の骨を露出させます。そして骨ごと水平に切断し、歯と下顎ごと前にずらして特別な金属のプレートやワイヤーなどで固定をして終了です。あご切り(前出し)は1度手術をすると効果が半永久的であることが特徴です。

しかしいくつかのデメリットやリスク・失敗例などがあります。この手術における代表的な失敗例には顎が思ったより前にずらせていない・前に出しすぎている・左右の形が違うなどの仕上がりに対するトラブルです。

そのほか、顔面の麻痺やしびれが残ってしまう、表情がぎこちなくなってしまうといった後遺症に関するものです。しびれや麻痺は、手術をしている以上多くの人が少なからず残ってしまうものですが、6ヶ月もあれば大抵の場合は改善します。しかし1年を経っても残っている場合には元に戻らないといったリスクもあります。

あご切り(前出し)のリスク

医師を探すポイント

この手術は全身麻酔を用いて行われる大掛かりなもののため、熟練した技術と豊富な経験をもった医師に執刀してもらうことが、以上のようなトラブルや失敗を避けるために重要なことです。

なお、手術にかかる費用は80万円から100万円ほどになりますが、使用する麻酔の種類や処方される薬剤、処置の方法、クリニックなどによって異なりますので、あくまで目安としておきましょう。しかし、費用面だけでクリニックを選ぶことは大変危険です。患者にとってなるべく負担の少ない治療方針を立てる医師を探すことが大切です。

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