額にシリコンプロテーゼを挿入すると・・
額にシリコンプロテーゼを挿入する方法は、平坦なおでこでお悩みの方や丸みをおびた女性らしいフェイスラインを手に入れたいとか、眉部分の骨が出っ張っていてきつい印象の顔を変えたいといった要望をお持ちの方に適応される美容整形手術です。額の整形手術にはアパタイト手術やセメント注入法などがありますが、どちらの方法も大掛かりのものになるため、患者への負担が少なくない事が現状です。しかしシリコンプロテーゼであれば施術時間も短くすみ、患者への負担があまり重くないことも特徴に挙げられます。
この手術は、頭皮を数センチ切開をして、皮膚と骨の間に素材を流し込んでいくという工程で完了します。しかし、この手術にはいくつかのデメリットが存在します。この素材が定着するまでの2ヶ月間、この素材はゆがみやすくずれてしまう事が多いという点です。また、安定したとしても年月がたつとしぼんだり皮膚がたるんでくるといった可能性も生じてしまいます。
おでこ・額のシリコンプロテーゼの手術の失敗例
この手術における失敗例では、額が膨らみ過ぎた、反対にふくらみが足らなかった・左右差が生まれてしまったといった仕上がりに対する不満です。その他プロテーゼが浮いてしまってでこぼこしている・異物感があるといった例もあります。このような事が起きてしまった場合には、再度修正手術を受ける必要が出てきてしまいます。また修正手術は、1度目の手術よりも難易度が高くなるため人によっては修正が適応されない場合がありますので、医師選びは大変重要です。またあまり多くはないのですが、体が異物を排除しようとする働きがでて、皮膚が硬くなってしまうケースがあります。クリニックを選ぶ際には、費用面だけでなく医師の経験や治療計画の立て方などを見て判断しましょう。
失敗として起こり得る「プロテーゼが浮き出てくる」
プロテーゼが浮き出てくるリスクが想定されます。
おでこ・額のシリコンプロテーゼの挿入手術だけでなく、プロテーゼの挿入手術であれば部位は関係なくプロテーゼが浮き出てくるという失敗はたくさんあります。
これは、手術の際にプロテーゼの挿入位置が適切でなかったり、その部位に対してプロテーゼの形が合っていないことが原因となっていることが多いです。
医師の判断によってプロテーゼのサイズや挿入位置は決まるので、信頼できる医師を選ぶことが大切です。
被膜拘縮(カプセル)に注意
おでこ・額のシリコンプロテーゼの挿入手術では、手術後に被膜拘縮(カプセル)が起こる可能性があります。
これは体内に異物が入ってきたときに、体が異物を取り除こうとする拒否反応の一つです。
異物の周りにコラーゲンで膜を作り硬くしていきます。
さらにそこから変形させてしまう恐れもあり、場合によっては取り除くための手術が必要になります。
異変を感じたら、放置せずにすぐに医師に相談して処置をしましょう。
効果が無い場合もある
おでこ・額のシリコンプロテーゼの挿入手術を行ったのにも関わらず、効果が無いという場合もあります。
これは、カウンセリング時に仕上がりの希望がきちんと医師に伝わっていなかったり、医師の技術力不足によって、希望通りの仕上がりができなかったというケースが多いです。
失敗しないためにも、カウンセリング時には自分の希望しているデザインなどを細かく伝えておくことが大切です。
また医師選びも慎重に行いましょう。
おすすめの医師の選び方
美容整形においては、美容整形外科もたくさんあり、自分に合った医師を選ぶことが難しいと感じる場合が多いです。
おすすめの方法としては、専門医を探すことです。
おでこ・額のシリコンプロテーゼの挿入手術の場合、輪郭を専門としている医師であれば、豊富な知識を持っているだけでなく、実績もあるので技術力も高い場合が多いです。
専門医であれば、最新の技術についても詳しいので、様々な方法を提案してくれます。
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