美容整形の名医相談所|失敗 ・修正・リスク
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出っ歯整形(上顎分節骨切り施術)とアフターケア

上顎分節骨切り施術

上顎分節骨切り施術とは、上顎の小臼歯を根元から取り除き、空いたスペースを利用して上顎の前部を後退させる施術法です。通常の歯列矯正では完了までに二年から三年ほどかかりますが、この施術法なら短時間の手術で症状が改善されます。

続いて、上顎分節骨切り施術の流れをご紹介します。

1『切開』――上顎の歯肉唇頬移行部から、上顎の骨の切除予定部位(通常は第一小臼歯、または第二小臼歯)にかけて、水平に粘膜骨膜切開をおこないます。

2『剥離』――手術を実施する範囲の唇側粘膜骨膜を剥離して、上顎骨を露出させます。次に小臼歯を抜歯して、梨状口の鼻腔底粘膜の剥離をおこないます。さらに硬口蓋の骨切り部位は、血流を考慮して最小限で剥離します。

3『骨切り』――切除部位の骨に目印をつけ、骨切りをおこないます。最初に小臼歯抜歯部の歯槽骨を切除、続いて梨上口から後方に上顎骨を切除、さらに両側の歯槽骨を切除します。鼻中隔の切離もおこないますが、長い場合は下端を切除します。また硬口蓋の剥離部位より口蓋粘膜を保護しつつ口蓋骨を切離し、上顎骨の前方部を下側に骨折させます。骨折後、骨の移動に合わせて骨をトリミングします。

4『固定』――骨を予定の位置まで移動させ、上顎と下顎の噛み合わせを確かめ、上顎の歯列を咬合床に固定します。

5『鼻翼幅の拡大防止』――鼻翼基部に孔をあけ、糸で引き寄せることで鼻翼幅の拡大を防止します。

以上が上顎分節骨切り施術のおおまかな流れとなります。

出っ歯整形(上顎分節骨切り施術)とアフターケア

欠点を避けるためのアフターケア

この施術の欠点としては、歯間に残る隙間が挙げられます。隙間が気になるという方は、歯科医にご相談ください。鼻翼幅の拡大も懸念されます。鼻粘膜の剥離によって鼻翼幅が広がる可能性があります。防止のための処置はしていますが、それでも拡大してしまう場合があります。

正しいアフターケアも重要です。少なくとも術後三週間から一か月は熱い物や刺激物の摂食は避け、飲酒と喫煙も控えましょう。激しい運動や疲労の蓄積にもご注意ください。施術部位の痛みや腫れが増大する危険性があります。そしてうがい薬などで口内を清潔に保ってください。アフターケアを怠ると、感染症などのリスクが高まります。

術後のケアについても、万全な対応をしている名医をオススメいたします。

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