美容整形の人気の施術の1つに蒙古襞を取り除く目頭切開という施術があります。蒙古襞というのは目頭にある上瞼の一部の事で日本人に多くみられ西洋人にはありません。この部分は極寒の地で目を守るために発達したと言われていますが、襞がある事でクマが出来にくかったりシワになりにくいなどのメリットもあります。
しかし、目頭を覆ってしまうため目が小さく見えたり目が離れて見えるなどのデメリットもあるのでそこを切開する目頭切開という施術を受ける方が増えています。ただし、切開した後に目と目の間が近くなりすぎてしまったり、違和感のある目元になってしまったり、またキツイ目元になってしまったりとイメージと違った場合や、大きく切りすぎて失敗してしまった場合は「蒙古襞形成(目頭切開修正)」という施術を受ける事も出来ます。
手術の内容について
この施術は目頭を再び切開し、目頭にある皮膚を引きずるおろし固定する手術なのですが、特にZ形成術と呼ばれる蒙古襞形成(目頭切開修正)では細かい微調整も可能なので急激に顔の印象が変わってしまう事もなく、手術時間も30分ほどで済んでしまうため(クリニックによっては1時間~1時間半ほどかかる場合もある)、切開前の目元に戻すため・修正を行うために気軽に蒙古襞形成(目頭切開修正)を受ける方が増えています。
また気になるダウンタイム(術後の腫れ)は3日から1週間ほどで、浮腫み自体も1週間から2週間でおさまり、術後の痛みもほとんどなく、シャワーや洗髪も翌日から行う事も出来、蒙古襞形成(目頭切開修正)を受けたあともすぐに日常に戻ることが可能です。
費用について
気になる料金ですが、30万円~40万円ほどで受ける事が出来るクリニックが多いようですが、中には100万以上かかるクリニックもありますので事前にカウンセリングを受けて相談した上で施術を受けた方が良いでしょう。
またクリニックを選ぶ際はクリニックの実績が多い方が安心ですのでホームページなどで実績や術後の画像の多いクリニックを探すと良いです。
失敗例のまとめ
続いて失敗例について解説いたします。
蒙古襞形成(目頭切開修正)に失敗、平行二重にならない・末広のままの目に…
蒙古襞形成(目頭切開修正)手術を行って、手術後に平行二重にならない・末広のままであることを気にしている人もいます。
しかし、この手術は蒙古襞の形成が目的であり、二重のラインが変形することはメインの目的ではありません。
目頭の形によって、多少二重のラインが変わりますが、希望する変化があるのであれば、カウンセリング時に医師に相談しましょう。
同時に他の手術を併用することで、効果が出る可能性があります。
手術後の後戻りのケース
蒙古襞形成(目頭切開修正)の手術には、いくつかの方法があります。
元の蒙古襞の残り方や、目頭の切開方法などによって、医師と最適な方法を相談して手術に挑みますが、正しい判断がされなかった場合、手術を行っても効果が出なかったり、手術後の後戻りが起きる可能性があります。
このような場合には、手術の方法を変更して、再度手術を行う必要がありますが、皮膚への負担や麻酔のリスクなどが大きくなってしまいます。
手術後の傷跡が目立つ
蒙古襞形成(目頭切開修正)の手術は、元の目頭切開の方法や傷の状態によって、手術の方法などが変わってきます。
前の手術との関係も考えて行わなくてはならないので、医師の正しい判断が必要です。
間違えた判断であったり、手術の技術力が低い場合、手術後の傷跡が目立つというリスクがあります。
目元は他の人から注目されやすい部位でもあるので、傷跡が目立つと整形手術がばれてしまったり、よりコンプレックスになってしまう可能性があります。
名医による手術が大切
美容整形手術には、医師の正しい判断や、高い技術力が必要となってきます。
そのため美容整形外科医には、それぞれの医師が得意とする専門分野があります。
他の部位の手術も可能ですが、専門分野の手術であれば、豊富な知識をもっているだけでなく、手術経験も豊富なのがメリットです。
名医に頼むことで、手術におけるリスクを少しでも軽減できることが出来ます。
手術費用は若干変わりますが、安全性を優先することが大切です。
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