逆さまつげがある人は、目にまつげが入り込んでしまうことが多いため、とても痛く、時には日常生活に支障をきたすこともあります。自分で抜いている人もいますが、毛穴から細菌が入り込んで化膿してしまうことなどの危険があります。まつげが目に入るわずらわしさから解放されるために逆さまつげ整形が多いのですが、リスクもあるので良く理解して納得してから手術を決めることが大切です。
逆さまつげ整形のリスク
逆さまつげ整形のリスクその１ 逆さまつげがなおらないことがある
逆さまつげ整形は、埋没法や切開法での治療を行います。比較的手術が簡単で副作用の心配が少ないため良く選ばれている埋没法は、二重のラインに沿って糸で結んでいくことで、二重のラインが崩れないようにして内側に入り込んでいるまつげを表面に出す方法です。簡単な手術で安全性も高いのですが、手術をしても思うようにまぶたが外に向かず、二重にはなったけれども、まつげは入り込んだままということがあります。
逆さまつげ整形のリスクその2 手術すると戻らない
切開法では、目の縁を必要な分だけ取り除くため、傷あとが薄くなっても傷あとがまったくなくなることはありません。二重の人は、二重のラインが不自然になってしまうことがあり、がたがたになってしまったり、イメージと違う仕上がりになっても、戻らないことがあります。また、下まつげの際がめくれ上がって、粘膜の内側が見えてしまって戻らないこともあるため、良く主治医と相談し手から、決めることが大切です。
逆さまつげ整形のリスクその３ 腫れや痛みがある
切開法で手術をすると、術後は炎症がおこるため、痛みや腫れが生じます。ダウンタイムと言われるもので、赤みや腫れ、痛みなどが引いて、正常な状態に戻るまでには数日かかります。痛みは、内服薬などで軽減することができますが、腫れが出てしまうので、会社や学校に行っている人は、数日の休日が必要になることが多く、休みを取りやすい時期に手術をする人が多いです。
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