全切開法を用いて二重瞼を形成するさい、やはり心配なのは瞼の腫れです。一部分を切開するミニ切開法と違い通常全切開法は両瞼同時に行います。片目ずつの施術なら腫れが引くまで眼帯をすることで隠せますが全切開法ですとその方法が使えません。腫れが収まる状態までをダウンタイムとよびますが、その時間は個人差があります。完全にダウンタイムが終了しデザインした二重瞼になるにはおよそ6か月を要しますが、一般的に腫れが目立たなくなるのは1週間後の抜糸時からです。アイメイクも抜糸時から可能になるところが多いですから術後1週間は安静にする事が大切ですね。
アフターケアや術後の過ごし方
その他にも全切開法のアフターケアとしてはトラブルを避けるためにいくつかの注意が必要です。基本的に全切開法のメリットは、瞼を大きく切開するため余分な脂肪を除去することでより理想的な二重瞼の形状に近づけることにあります。しかしその反面傷口が大きいため、人によっては熱を持ったり大きく腫れてしまうこともあります。少しでもそういったトラブルを回避するためにまずは手術中は極力顔の筋肉の力を抜きましょう。全切開法は局所麻酔で行われますから意識もはっきりしています。しかし痛みはありませんから担当の医師を信頼し思いっきりリラックスして臨むことが大切です。瞼に余計な力が加わっていると傷口からの出血も増え腫れもひどくなる傾向にあるからです。そして術後から抜糸までの期間は極力体を安静に保つことが大切です。飲酒やサウナ、激しい運動はもちろん入浴もシャワーだけにするなどの工夫が必要です。体を温めて血行をよくするとそれだけで腫れが引くまでの時間が多く必要になります。時には患部を氷などでクールダウンするのもいいかもしれません。おそらく多くの病院で処方されるアルコール消毒と抗生物質は用法を守ってしっかりと服用することが大切です。患部は常に清潔に保ち、瞼付近のメイクも抜糸までは我慢しましょう。全切開法に臨むならとにかく術後1週間は安静にできる環境を作ることが成功への近道といえます。
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