重度のガミースマイルに効果的
コンプレックスに感じている人も少なくはないであろう、笑った時に歯茎が見えすぎてしまうといった、ガミースマイルを改善できる手術があります。それは、上顎短縮骨切り（LeFort1型）という方法です。
この手術は、重度のガミースマイルの方にされる方法で、上顎の骨を水平に切り、上の歯全体を上につり上げて外から歯茎がみえないようにするといった手術です。この手術の利点は、噛み合わせに支障をきたさず、手術後に歯の矯正をする必要がないということから、手術を受ける人が増加しています。
手術のリスク
ですが、上顎短縮骨切りという手術はリスクを伴うものです。
失敗例としてあげられるのが、レントゲンをきちんと撮らずに手術をしたがゆえに起こる、口内知覚の麻痺です。これは神経の位置をドクターがわからないまま施術することで、神経を傷つけてしまい、麻痺してしまうといった重大な失敗おかしてしまいます。
見かけにも支障をきたす場合もあります。上顎を引っ込ませ過ぎたことによる顎のしゃくれや、輪郭が歪んでしまうなど、手術以前よりも美貌を損ねてしまうといったリスクもあるのです。
他にも口内に内出血が起きてしまったり、腫れてしまったり、中には日常生活に支障をきたしてしまうといった重大な問題が起きてしまう場合もあります。
そして手術を受けたのにも関わらず、あまり変化がみられずに、もう一度手術を受けるはめになってしまうといったこともあります。再手術となると、資金面や身体面の負担も大きくなってしまいます。
このように、上顎短縮骨切り手術はリスクを伴う手術なのです。成功すれば小顔になり、印象をガラリと変えることが出来る手術なので、優秀なドクター選びも大切なのです。
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