鼻尖吊り下げ術では、鼻柱の位置を下に押し下げることができます。美容的にあまり鼻柱は注目されることはありませんが、鼻の形状は鼻柱の形も深く絡んできますので、この部分の形を整えることで、より美しい鼻の形を得られるようになります。
鼻柱の位置が高過ぎると、鼻の形がぼんやりとした輪郭になり、丸みの強い印象の鼻になりがちです。この部分に軟骨を挿入することで、鼻柱を下に押し下げて、問題を解決します。
手術による美容整形とあり、アフターケアを疎かにすれば、鼻尖吊り下げ術の効果が得られないばかりか、悪い状態を引き起こす原因にもなりますので、注意しましょう。手術ではあるものの、日帰りで受けることができます。痛みはやや感じる程度ですが、痛みを緩和する薬を処方してもらえることが多いため、それを使って痛みを和らげましょう。鼻が痛い状態のままでは、つい鼻を触ってしまう危険がありますから、無理に痛みをガマンしないことが大切です。
飲酒、入浴、手術後はしても大丈夫?
鼻尖吊り下げ術では鼻の穴の内部に小さな切れ込みを入れます。メスを使うため、皮膚やその奥の組織が傷ついている状態がしばらく続きます。この状態で、血行を促す行動をとると、出血をしたり内出血が目立つようになる、腫れが強く出るなどの問題が生じやすくなります。
血行を促す行動とは、入浴や運動、マッサージなどがあります。鼻の傷が落ち着くまで、これらの行動を控えるのが、鼻尖吊り下げ術のアフターケアの基本です。飲酒もよくありません。お酒には血行を促進する作用があることを、忘れないようにしましょう。
術後は鼻が十分に固定されていない状態であるため、鼻を打ち付けたり、強く擦ることのないよう、注意して過ごします。固定されない内に鼻に衝撃を加えると、形が歪んでしまう危険があるからです。修正手術を受ける事態に陥らないためにも、安静に過ごすことに努めてください。
腫れは2週間くらいで治まりますが、気になるなら冷やしたタオルなどをあてると症状を和らげることが可能です。
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