おでこにセメントを入れる手術の特徴
おでこにセメントを入れる方法は、人工骨でできたセメントをペースト状にしておでこの骨に貼り付ける整形手術です。
この手術には2つの方法があって、1つはおでこ部分の頭皮を数センチ切開して、皮膚を骨からはがしてその間にセメントを注入していく方法です。これは切開する部分が小さいことから傷の治りが早く患者への負担が小さいという特徴があります。
しかし注入したセメントがでこぼこしてしまう・形がゆがんだ・骨に定着しなかったといった仕上がりへの不満がリスクとして挙げられます。もうひとつは、後頭部の皮膚を切開して前頭部分の骨をすべて露出させてから素材を骨に貼り付ける手術です。注入する方法よりも形が綺麗につくりやすく定着率も良い点がメリットです。
しかし、傷口が大きいため回復までに時間がかかることや、痛みが強く出る可能性もあるので注意が必要です。
2つの方法に共通していえるリスクは、やけどです。この人工骨セメントは固まるときに熱を発生させるため、適切な処置を行わないと皮膚が火傷してしまうこともあるので、医師選びは慎重にしましょう。
平均的な料金
平均的な料金相場は100万円前後になりますが、使用する麻酔の種類や処方される薬などによって異なりますのであくまで目安程度にお考えください。
また値段だけでクリニック選びをする事は大変危険です。高ければいいというわけではありませんが、医師の技術力や経験・クリニックの様子など総合的に判断することが望ましいです。
顔という繊細な部分を扱うため、患者に負担がなるべくかからずに慎重な治療計画を立ててくれるかどうかなどで判断し、リスクやデメリットの説明、レントゲンやCT撮影など客観的なデータをもとにした治療方針の提案などの有無が見極めるポイントになります。
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