ダウンタイムに要する時間
バッカルファットの除去手術は、口の中を切開し、脂肪を取り除く方法をとります。手術が完了すると、口の中を縫合します。抜糸はおよそ1週間後になりますが、切開の幅はバッカルファットの大きさや個人の状態などによって変わります。なお、医療機関によっては抜糸の必要のない医療用の糸を使う事もありますので、事前に医師としっかり相談しましょう。
この手術は口の中から行うものなので、顔面の皮膚に傷跡が残ることはありません。しかし、顔が腫れてしまうといった症状が出る可能性があります。術後から回復するまでの期間のことを「ダウンタイム」と呼びますが、初期のダウンタイムでは、多くの人は3日から5日、遅くとも1週間ほどで腫れが引きます。しかし口の中の傷や内出血、腫れが完全に引くのはおよそ1ヶ月程度かかるといわれています。
入浴や洗顔、タバコ
入浴や洗顔は術後当日から可能ですが、シャワーを直接顔に当てることは避けましょう。人によっては痛みが強く出る場合もあります。湯船に浸かるのは術後1週間くらいは避けた方がよいです。血流が良くなりすぎて痛みを感じたり傷口に負担をかける可能性があります。運動も血流を良くし過ぎる点と、身体を動かす衝撃などで傷口が開くといった危険もあるため避けます。
食事面では、口が開けにくいと感じたり痛くて硬いものが食べられないといった場合もあります。その場合には無理に硬いものを食べようとせず、おかゆや細かく切ったものなどなるべく顎に負担のかからない食材をチョイスしましょう。
タバコは術後1週間は避けましょう。血流が悪くなることによって傷の治りが悪くなるだけでなく、思わぬトラブルの原因となる可能性があるため気を付けましょう。
当相談所では、アフターケアも万全な病院をご紹介致しております。
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