整ったEラインを作る下顎セットバック
口元のコンプレックスの中でも多いのが笑った時に歯茎まで見えてしまうガミースマイルですが、こうした状態は上の顎や下の顎が前に突出しているため、口が閉じにくくなってしまっていたり、口元が前に出てしまうことにより引き起こされます。
この状態だと口を閉じても全体的に口元がこんもりと盛り上がっており、横から見ても口元が前に突出して顎が小さく見えてしまいます。
美しい横顔、口元に欠かせないのが整ったEラインですが、こうしたラインを作るのに有効なのが下顎セットバック手術です。
この手術は下顎の左右の4番目の第一小臼歯を抜歯して、その空いたスペースに前歯と歯茎の骨を押し下げることで、口元のラインを整える手術法です。
6本の前歯をすべてまとめて移動させますので、盛り上がっていた口元がすっきりと整いますし、それに伴ってあご先が前に出ている印象を持たせることができます。相対的にあご先が前に出ただけでは足りない場合にはこのあご先の骨切り手術も合わせて行うことで理想の口元のラインを整えることができます。
前歯と歯茎の骨をそのまま後方に押し下げながら、最も美しく見える前歯の傾きに調整して、唇から歯が見える角度を調整して移動させた骨を固定させます。固定させるために使うのはチタン製のプレート、ワイヤーで微調整しながら固定させます。この時使うワイヤーは手術後3ヶ月を目安に抜去いたします。
ワイヤーを抜去した後には歯科治療を行い、抜歯した4番の隙間を埋めて3番と5番を近づけるためにセラミッククラウンを使用して審美性をさらに高めます。
芸能人の様なフェイスラインになりたい時の審美歯科治療とは
芸能人の歯は白いだけでなく、きれいに並んでいるという特徴があります。生まれ持った色や形だから仕方ないと諦める必要はありません。セラミック治療を受ければ、色や形は自分の希望通りに変えることができます。
セラミックは、詰め物だけでなく、被せ物にも対応しているので、部分的に虫歯がある場合から、大きく欠損している場合まで幅広く対応することができ、今ある銀の詰め物をやり直すということもできます。セラミックは透明感のある素材で、自然な白さが魅力です。
たくさん削ることに抵抗がある場合は、ラミネートベニアといって、表面だけを薄く一層削り、チップを貼り付ける治療もあります。削る量を最小限度に抑えて、色や形を変えることができるメリットがあります。
歯がない人には、インプラントという治療があります。失ってしまった部分の骨にチタン製のネジを埋め込み、その上にセラミックを装着することで自然な噛み心地を実現しています。
見た目も美しく、固い物も噛むことができるので、口元をきれいに治すことができます。どの治療も保険適用外になりますが、その分効果が高く、患者さんの満足度も高い治療です。
中には口元のコンプレックスを治療によって解消し、性格まで明るくなる患者さんも少なくありません。
保険外治療だと敷居が高いと感じてしまう人もいますが、実際に受けてみると予想以上の高い効果に驚くばかりです。自分の口に合った治療が1番なので、まずは相談してみましょう。
実績が豊富にあるクリニックの名医選び
この手術は抜歯や歯茎の骨ごとの移動を伴う大掛かりなもので、全身麻酔も行いますので、セットバック手術の実績が豊富にあるクリニックの名医を選ぶことが大切です。
手術後も半年間は硬いものを食べない、前歯で噛みちぎらないなどの注意点がありますので、アフターケアもしっかり指導してもらえる名医を選びましょう。
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