上瞼・下瞼のヒアルロン酸手術は、正しい治療が受けられればしわの除去や、肌のハリを回復させたりといった効果を得ることができます。上瞼・下瞼に注入すれば、目元を大きく見せたり、こじわを目立たなくさせたりすることができます。
ただし、上瞼・下瞼のヒアルロン酸手術は、失敗した際にかえって酷い状態になりやすくなってしまうという、デメリットも考慮すべき施術でもあります。
実際に、どういった失敗例が考えられるか検討していきましょう。
デメリットについて
まず、把握しておいて欲しい点は、ヒアルロン酸には副作用がなく、人体に吸収されるため無害というメリットがあるのですが、それも吸収の許容量の範囲内での話です。より大きな効果を期待して、過剰にヒアルロン酸を注入する行為は失敗の元となります。現実に、上瞼・下瞼のヒアルロン酸注入によって、涙袋の形成や、瞼に厚みを持たせようとする施術を期待した結果、その部位だけぶよぶよと膨らんでしまい目が開かなくなってしまった、という悲惨なケースも存在します。正規の医師の下、きちんと指導を守っていればまずこうなりませんが、悪徳なクリニックに引っかかってしまったり、治療を継続しなかったりするとリスクは増大します。
また、他にも悪徳なクリニックでの失敗例として、ヒアルロン酸に混ぜ物がしてある場合はとくに注意が必要です。不純物があると人体への吸収が阻害されてしまうだけでなく、炎症や、状態の悪化にも繋がります。上瞼・下瞼のヒアルロン酸注入は、人体に吸収される度に再度施術を行なう必要があります。これにより安全性と、仕上がりの美しさが保たれるのですが、手間に感じる人も当然多くなります。そのため、経験不足な医者や、悪徳なクリニックは効果が長期間持続するヒアルロン酸を売り物にするのですが、そうした謳い文句を掲げている所では間違いなくトラブルが発生すると考えるべきです。
安心できる医者に行なってもらう
保険外診療のため、どうしても費用と時間がかかってしまいますが、安心できる医者に行なってもらえば高い効果が期待できる手術でもあります。実際に手術を受ける前に、医者とは疑問点などを話し合っておく事を推奨します。
コメントを残す