人は歳を重ねるごとに脂肪が不足していき、目元が窪んでいきます。窪みで悩んでいる方は、上瞼・下瞼の脂肪注入の手術を行うことによって、若さを保つことができ、印象が良くなります。手術は非常に細い針を使い、自分の体から摘出した脂肪細胞を、目元の膨らませたい部分に注入する方法で行われます。針は極細ですので、肌に傷が付くことはありません。注入した脂肪の約3~4割が定着します。100パーセント定着するわけではありませんので、完全に満足した結果を得たい、という方は間隔を空けて数回手術を行う必要があります。上瞼・下瞼の脂肪注入を行うことによって得られるメリットは多いです。
どんなメリットがある？
老けて見える目元に若々しさを取り戻すことができます。また、3重瞼になりやすい方は、2重瞼のラインを安定させることができます。また、2重の埋没法の手術をしたいが、くぼみがあってできないという方は、注入することでそれが可能になるでしょう。上瞼・下瞼の脂肪注入には自分自身の脂肪組織を使うため、トラブル等の心配もなく、安全です。コラーゲンやヒアルロン酸とは違い、必ず1部は定着しますので、定着した脂肪は永久的に持続します。定着しなかった脂肪は、血管内に再吸収されて、尿や便とともに排泄されます。また、手術自体はとても簡単です。手術前には医師によるカウンセリングを受けます。その際に具体的な希望等を伝えます。手術の流れの説明を受け、日時を決めることになります。上瞼・下瞼の脂肪注入の手術は、腹部や太腿部分の脂肪を採取し、その脂肪を注入したい部分に注入するという流れで行われます。
ダウンタイムについて
麻酔を2箇所打ちます。術後は腫れますので、手術後2～3日間は仕事などの予定を入れないほうがいいでしょう。腫れ自体は、約1週間くらいでひきます。手術日から1週間後に抜糸のため、再来院することになります。術後、脂肪注入部位は一時的に膨らんだり、でこぼことした感じがありますが、日が経つと自然な状態に馴染んできます。それまでに長い期間は要しません。
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