顎のＴ字骨切りの小顔効果
顔全体の印象が、顎によって変わることはままあります。その場合は、顎が長かったり、しゃくれていたりすることが原因であることが多く、そういった顎を切って小さくして、小顔かつ顎のラインをシャープにする手術として「T字骨切り手術」があります。これは、顎の部分をT字に切って、骨を詰めて、バランスが悪い部分を削って顎の形を整える手術となります。手術の説明はこちら
骨を切るので、骨を露出する必要があるため、「術後も傷跡が残るのでは？」と心配される方もいらっしゃるでしょうが、基本的には口腔内を切開する手術であるため、傷跡は外見ではほとんど分かりません。小顔になって、その後の傷跡も目立たないとなると良いことばかりの様ですが、勿論デメリットもあります。まず、骨を露出しなくてはいけないので、どうしても皮膚のたるみなどがでる可能性があります。
また、顎にはオトガイ神経という神経が出ていますので、その神経を傷つけずに骨を削る形になります。つまり、それほど多く骨を切除できるわけではない、という点が挙げられます。
アフターケア、腫れ
骨を切ってつなげるわけですから、術後の回復には多少時間がかかります。大きな腫れ自体は2週間程度で引いてきますが、全体的な腫れや細かいむくみは1カ月前後は回復にかかります。また、人によっては、この回復の時期にも痛みを伴うことが考えられますが、これは病院から処方される鎮痛剤や患部を冷やすことで、対処していくことが可能です。
術後、皮膚に硬結感が残ったり、筋肉の癒着による問題が出てくる場合があります。こういった場合は、ステロイドの注射やマッサージなどによるアフターケアが必要になります。ですので、手術前に病院のアフターケアや術後の顔のシミュレーションなどを医師とよく相談して、手術を決めることをお勧めします。
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