大根足修正(ふくらはぎ)はどんな人に効果アリ?
一般に大根足と言われる太い足は、筋肉が発達して、筋肉量が多いために太くなっている場合がほとんどです。また、元々ふくらはぎは、脂肪吸収がしづらい箇所です。そのため、脂肪を除去する方法ではなくて、筋肉を除去したり減らしたりする方法で、足を細くしていきます。
具体的な大根足修正(ふくらはぎ)を見ていきましょう。
筋肉削除術
ひとつは、筋肉削除術と言って、筋肉を削り取る方法です。
ふくらはぎには、3つの大きな筋肉があるので、その筋肉を削り取って足を細くします。傷は、膝の裏側を2センチほど切開して作りますが、足の下の方の筋肉の削除ために、足首の後ろにも、小さな傷を作ることがあります。筋肉を取り出した後、膝の裏の傷は縫合します。
次に、下腿部筋萎縮術と言って、長い針を使って筋肉を焼いて、筋肉を萎縮させる方法があります。
膝の裏とふくらはぎの下側の2カ所から4カ所を切開して小さな傷を作り、そこから針を刺して施術します。針の直径が小さいので、傷の大きさも3ミリほどの小さなものになります。施術後の縫合も必要ありませんが、場合によっては縫合することがあります。
神経切断法
もうひとつ、下腿部筋萎縮術と言って、神経を切断して筋肉を痩せさせる方法です。神経を切断すると、筋肉が収縮できなくなり、次第に痩せていき、数か月後にはすっかり足が細くなるという効果が得られます。
膝の裏を1.5から2センチ程度切開し、3本あるうちの神経を1本だけ切断します。3つある筋肉のうちの、どの筋肉を痩せさせたいかによって、どの神経を切断するかを決めますので、効果的に足を細くすることができます。
大根足修正(ふくらはぎ)の方法はどれも、リスクがそれほど高い施術ではありませんが、失敗が絶対にないとは言い切れません。傷口がケロイド状になって残ってしまったり、ふくらはぎがボコボコになったりすることもあります。また、足が思ったより細くならなかった、左右で細さが違ってしまった、などのトラブルも起こりえます。アレルギー体質やケロイド体質などの他、ご自分の筋肉量や、どの筋肉が発達して足が太くなっているのか等、事前にしっかりと医師と話し合えるよう、カウンセリングを行うことが、何よりも大切です。
コメントを残す